生活必需品とエネルギーが主導して買戻し＝米国株

NY株式13日（NY時間11:21）
ダウ平均　　　30836.75（-144.58　-0.47%）
ナスダック　　　11286.45（+21.72　+0.19%）
CME日経平均先物　26495（大証終比：+55　+0.21%）

　先ほどから米株式市場に買い戻しが強まっており、一時４００ドル超下落していたダウ平均も下げ渋っているほか、ＩＴ・ハイテク株も買い戻しが膨らみ、ナスダックはプラス圏に浮上している。

　生活必需品とエネルギー株が買い戻しを主導。ＩＴ・ハイテク株については、米１０年債利回りが急速に下げに転じていることが材料視されている模様。

　きょうはデルタ航空＜DAL＞が決算を発表していたが、消費の状態を心配する投資家には安心感をもたらしたようだ。同社は電話会議で、強い需要と価格のトレンドが７－９月期も続き、秋に向けても需要は強さを維持すると述べていた。予想以上の高インフレが弾力的な消費をどの程度圧迫するかについては、まだわからないという。ただ、デルタ航空の株価はコストが圧迫し、１株利益が予想に届かなかったことで売り優勢となっている。

デルタ航空＜DAL＞　29.00（-2.10　-6.74%）

アップル＜AAPL＞　145.92（+0.06　+0.04%）
マイクロソフト＜MSFT＞　251.24（-2.43　-0.96%）
アマゾン＜AMZN＞　111.42（+2.20　+2.02%）
アルファベットC＜GOOG＞　2284.97（-12.02　-0.52%）
テスラ＜TSLA＞　720.67（+21.46　+3.07%）
メタ・プラットフォームズ＜META＞　164.15（+0.88　+0.54%）
ＡＭＤ＜AMD＞　78.46（+2.10　+2.75%）
エヌビディア＜NVDA＞　153.01（+2.19　+1.45%）
ツイッター＜TWTR＞　36.26（+2.20　+6.44%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美