仮想通貨関連株が下落 ヘッジファンドに清算命令と伝わる＝米国株個別

　仮想通貨市場でビットコインが再び、一時２万ドルを割り込んでおり、それを受けて米株式市場でも関連株が下落。英領バージン諸島の裁判所が経営難に陥っている仮想通貨ヘッジファンドのスリー・アローズ・キャピタルに清算を命じたと伝わっている。その余波が仮想通貨の売りに繋がっている模様。

　バージン諸島のテネオ・リストラクチャリングが、シンガポールに本社を置くスリー・アローズの清算を処理する準備を進めている。今回の裁判所命令は２８日に下されたという。

　アナリストからは、市場への余波を懸念する声が強まっているとした上で、もし、ビットコインが直近安値の１万７５００ドル前後を割り込めば、１万４５００ドルも視野に入ってくるとの指摘も出ている。

（NY時間12:50）
コインベース＜COIN＞　49.69（-1.50　-2.92%）
マラソン・デジタル＜MARA＞　5.76（-0.67　-10.42%）
ライオット＜RIOT＞　4.40（-0.36　-7.56%）
マイクロストラテジー＜MSTR＞　177.15（-8.97　-4.82%）

ビットコイン（ドル）(NY時間12:51)
１ビットコイン＝20004.80（-242.90　-1.20%）
ビットコイン（円建・参考値）(NY時間12:51)
１ビットコイン＝2731255（-33161　-1.20%）
※円はドル円相場からの計算値

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美