週明けは調整ムード=東京為替概況
週明けは調整ムード=東京為替概況
週明けの東京市場でドル円はやや上値を抑えられる形となった。先週末の米雇用統計の好結果もあり、131円手前まで上昇。大台手前の売りに上値を抑えられたものの、130円台後半での推移に。東京市場も130円台後半の堅調地合いで始まり、130円99銭を付けるなど、堅調地合いが継続したが、週明けも大台手前の売りに上値を抑えられると、その後調整の動きが広がった。
午前中から調整の動き広がると、昼過ぎには130円台半ばを割り込む場面が見られた。しかし、130円割れではすぐに買いが出る流れとなり、その後130円75銭前後まで買い戻しが入る展開に。
先週末雇用時計後に1.0700台までドル買いが強まったユーロドルは、その後1.0750超えまで買いが入る展開に。もっとも上値は重く1.07台前半で週の取引を終え、週明けも同水準での推移に。週明け、いったんドル買いが強まる場面が見られ1.710前後まで下落も、先週末の安値を付けきれず1.0730台まで。値幅自体は落ち着いており、様子見ムードが広がっていた。英国市場が木曜日から休場となっており、取引参加者が少ないことも、調整ムードにつながった。
ユーロ円は140円を挟んでの推移。ドル円の上昇もあり140円台前半まで上昇。その後ユーロドルの下げ局面で139円80銭台まで。その後は140円を挟んでの推移が続いた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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