小幅続伸、需要下振れよりも供給不足を意識=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=102.02(+0.32 +0.31%)
 ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.27~0.32ドル高。その他の限月は0.66ドル安~0.27ドル高。
 
 世界的な景気減速による需要下振れが現実となりつつある一方、供給不足が根強く意識されていることが相場を支えた。ロシアはブルガリアやポーランドへの天然ガス供給を停止し、その他の敵対国家への供給停止が警戒されている。西側各国はウクライナに対する軍事支援を継続する構えで、ウクライナ危機の終わりが見えないことも支援要因。
 時間外取引で6月限は102.99ドルまで堅調に推移する場面があったが、上値は伸びず。通常取引開始を控えて売りが強まると99.80ドルまで軟化した。ただ、その後は押し目買いが優勢となり、プラス圏に戻して引けた。
MINKABU PRESS
 
            執筆者 : MINKABU PRESS
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