OPECが今年の世界石油需要見通しを下方修正
OPECが本日月報を公表しており、ロシアのウクライナ侵攻が石油の需要と供給の両方を世界的に押し下げるとの見方を示した。OPECが現在の生産方針を転換する必要性はほぼないとも示唆した。エネルギー危機は深刻化しつつあるが、OPECは様子見を続ける姿勢。
OPECは今年の世界石油需要見通しを日量41万バレル引き下げ、OPEC以外からの供給予測を日量33万バレル下方修正した。ロシアの生産量は従来予測を日量53万バレル下回るとみられている。
OPEC加盟13カ国の供給増加は3月にわずか日量5万7000バレルと、計画した規模の約5分の1にとどまった。
NY原油先物5 月限(WTI)(NY時間13:19)
1バレル=101.14(+6.85 +7.26%)
執筆者 : MINKABU PRESS
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