PCメーカーが下落 アナリストが投資判断引き下げ=米国株個別
デル・テクノロジーズ<DELL>、HP<HPQ>といったPCメーカーが下落。アナリストが両社の投資判断を引き下げた。デルを「中立」、HPを「売り」にそれぞれ引き下げている。マクロ環境の不確実性がITハードウェア業界に対する慎重な見方を助長しているという。
企業のハードウェア予算の下方修正、ハードウェアの売上高のピーク到来、そして、さらなる企業のマルチプル圧縮のリスクが高まっており、これらは歴史的にハードウェアのアンダーパフォームにつながるという。
今後、供給が改善され、需要がひっ迫から正常に戻るにつれて、PCおよび消費者向けハードウェアの支出は圧力を受けると見込んでいる。また、今年のPC市場の出荷見通しを下方修正した。
(NY時間10:26)
HP<HPQ> 36.62(-2.22 -5.72%)
デル<DELL> 51.00(-3.32 -6.11%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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