アップスタートが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
AIを活用した融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も75ドルとした。前日終値から40%の下落を示唆。
延滞傾向が強まる可能性を理由に挙げている。「延滞傾向の強まりとマクロおよび地政学リスクの組み合わせにより、同社のクレジットバイヤーや証券化市場の意欲が減退することを懸念」と記した。また、同社が第三者からの資金調達に依存していることは、景気後退や市場の混乱時にそれが悪化する傾向があり、その始まりが進行中のリスクがあるとも指摘した。
ただ、問題の顕在化は第2四半期か第3四半期の可能性があり、第1四半期の決算は良好で通期のガイダンスも再提示される可能性があるとも指摘している。
(NY時間10:25)
アップスタート<UPST> 119.87(-5.98 -4.75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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