デルタ航空が決算受け上昇 感染の影響も第2四半期は黒字回復を見込む=米国株個別
デルタ航空<DAL>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想の範囲内となった。オミクロン株の感染拡大の影響で需要回復が60日間遅れていることも明らかにし、第1四半期については赤字の見通しを示した。
ただ、株価は上昇して始まっている。同社のバスティアンCEOはインタビューで、「弊社の運航は先週に安定し、休暇前のパフォーマンスに戻った。春と夏の旅行シーズンには自信を持っており、個人旅行と企業の出張の需要が大幅に増加している。2月21日のプレジデンツ・デー以降の予約パターンは非常に堅調だ」と述べた。第1四半期については赤字を見込んでいるものの、第2四半期には黒字に戻るとしている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.22ドル(予想:0.23ドル)
・売上高:84.3億ドル(予想:84.5億ドル)
旅客運賃収入:72.4億ドル(予想:73.5億ドル)
・座席有効マイル:517.4億人マイル(予想:521.4億人マイル)
・有償旅客マイル:404.0億人マイル(予想:414.9億人マイル)
(NY時間09:39)
デルタ航空<DAL> 40.96(+0.35 +0.86%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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