テスラは中国での販売は好調と伝わる 株価は売り続く=米国株個別
中国の全国乗用車市場情報連合会(乗連会)がこの日発表した2021年の総販売台数は前年比4.5%増の2050万台となった。電気自動車(EV)を含むNEV販売は169%増の299万台。バッテリーEVはそのうち244万台。特にテスラの昨年12月の販売は好調で、同月最高の7万847台を記録した。
また、アナリストの目標株価引き上げも伝わっており、従来の1200ドルから1300ドルに引き上げた。前日終値よりも20%超の上昇余地を示唆。「第4四半期の納車は自身の予測を20%上回り、テスラに関する投資家へのメッセージは無視してもよいほど明解だ」と述べた。「同社のEVは、同業他社よりもリードを加速している兆候がある。これはセクター全体に対するポジティブな見方に沿ったものと解釈すべきではない」とも語った。
ただ、IT・ハイテク株への売りは続いており、同社株も軟調なスタートとなっている。
(NY時間09:44)
テスラ<TSLA> 1042.94(-15.18 -1.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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