カルメインフーズが決算受け下落 コスト増が利益圧迫=米国株個別
鶏卵業のカルメインフーズ<CALM>が下落。前日引け後に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益が予想を大きく下回ったことが嫌気されている。コスト増が利益を圧迫した。
同社は声明で「今回の決算は飼料、労働力、包装、配送のコストが増加し、インフレ環境を反映した」としている。第2四半期のケースあたりの農場生産コストは、主に飼料価格上昇により、前年比で約22%増加した。飼料のトウモロコシと大豆の供給が需要に比べてタイトな状況が続いており、今年度の飼料価格は引き続き変動を予想しているとしている。
(9-11月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.02ドル(予想:0.29ドル)
・売上高:3.91億ドル(予想:3.88億ドル)
・販売数:2.76億ケース
・平均単価:1.373ドル
(NY時間09:35)
カルメイン・フーズ<CALM> 35.16(-3.15 -8.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。