東京株式(寄り付き)=続落、NYダウ大幅安受け売り先行
20日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比220円安の2万8325円と続落。
前週末の米国株市場ではNYダウが530ドルあまりの急落をみせており、東京市場でもリスク回避の売りに押される展開で始まった。米国株市場では新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大に対する懸念や、世界的に中央銀行が金融正常化に向けた動きを強めていることで、流動性相場が変調をきたすことへの警戒感が強い。足もとは米国株の下落を受けリスクを取りにくい環境にある。ただ、ナスダック総合株価指数の下げは小幅にとどまるなどハイテク系グロース株は相対的に強さを発揮していたこともあり、東京市場でも半導体関連株などに買い戻しが入り、全体相場を支える可能性がある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。