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FOMC前にダウ平均は小幅安も、IT・ハイテク株への売りは続く=米国株前半

株式 

NY株式15日(NY時間12:28)
ダウ平均   35525.21(-18.97 -0.05%)
ナスダック   15077.76(-159.88 -1.05%)
CME日経平均先物 28525(大証終比:+55 +0.19%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安で推移しているものの、依然としてIT・ハイテク株への売りは続いており、ナスダックは1%超の下落となっている。午後にFOMCの結果発表を控える中、結果待ちの雰囲気は強いものの、FOMCの結果を受けて、米国債利回りが上昇との見方から、高バリュエーションのIT・ハイテク株など成長株は調整売りが続いている模様。

 FOMCについては資産購入ペース縮小のスピートを速め、早期に終了との見方を強めている。具体的な数字を示すかは未知数だが、現在の月150億ドルづつの購入ペース縮小を、1月から2倍の月300億ドルに増額し、3月で資産購入は終了との見方も出ている。一方、月350億ドルに直ぐに増額し、2月で終了との声も一部からは出ているようだ。月300億ドルの方が有力視されている。

 また、今回はFOMCメンバーの金利見通しも公表される。こちらは2022年に2-3回の利上げを予想して来ると見られており、足元の感染拡大を考慮して、2回との見方が多いようだ。 

 IT・ハイテク株のほか、エネルギー、銀行、産業も軟調。一方、医薬品が上昇している。

 個別に医薬品のイーライリリー<LLY>が上昇。取引開始前にガイダンスを公表し、通期見通しを1株利益、売上高とも上方修正した。来年度の通期見通しも公表し、売上高は今年度よりも減収を見込んでいるが、1株利益は増益の見通しを示している。新製品の成長が新型ウイルス向けの抗体の需要低下を相殺すると見ているようだ。

 アリババ<BABA>や百度(バイドゥ)<BIDU>といった米株式市場に上場している中国株の売りが目立っている。バイデン政権が中国企業に対して、より厳しい輸出規制を検討しているとの報道が伝わったことが重石となっている模様。

イーライリリー<LLY> 273.23(+23.85 +9.56%)
アリババ<BABA> 118.67(-7.91 -6.25%)
百度(バイドゥ)<BIDU> 137.73(-5.16 -3.61%)

アップル<AAPL> 172.75(-1.59 -0.91%)
マイクロソフト<MSFT> 326.01(-2.33 -0.71%)
アマゾン<AMZN> 3311.59(-70.24 -2.08%)
アルファベットC<GOOG> 2865.28(-34.13 -1.18%)
テスラ<TSLA> 936.85(-21.66 -2.26%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 326.45(-7.29 -2.18%)
AMD<AMD> 136.34(+0.74 +0.54%)
エヌビディア<NVDA> 282.40(-0.97 -0.34%)
ツイッター<TWTR> 42.89(-1.46 -3.30%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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