ダウ平均は4日ぶり反発 パウエル続投を好感=米国株後半
NY株式22日(NY時間15:47)
ダウ平均 35802.57(+200.59 +0.56%)
ナスダック 15969.23(-88.21 -0.55%)
CME日経平均先物 29820(大証終比:+30 +0.10%)
NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラス圏での推移が続いている。きょうのNY株式市場でダウ平均は4日ぶりに反発。バイデン大統領がパウエルFRB議長の続投を決めたことで市場はポジティブなムードが広がった。対抗馬だったブレイナード理事は副議長に指名される見通し。
市場からはサプライチェーン問題やインフレ、人材不足など様々な課題山積の中で議長の交代はマイナスとの評価が広がっており、続投で安心感が広がったようだ。
米国債利回りも上昇し、銀行や産業など景気敏感株の買いが上げを主導。銀行については、パウエル議長は銀行規制緩和に前向きだったとして議会民主党の重鎮から拒否感が強かったが、パウエル議長の続投が決まったことで、銀行へのプレッシャーも少ないのではとの見方も出ているようだ。
旅行レジャーが軟調。取引開始前にメルケル独首相が、最近の感染拡大はこれまでで最悪と指摘し、感染拡大防止のために制限措置の厳格化が必要との考えを示したことが嫌気されている。
アメックス<AXP>やビザ<V>、マスターカード<MA>といった大手カード株が下落。欧州の感染拡大を懸念している。特にマスターカードは海外でのエクスポージャーが多く、営業収益の60%以上が海外での収益となっていることで、下げがきつい。
一方、IT・ハイテク株は序盤こそ買いが強まり、最高値を更新する銘柄も多かったが、中盤から一気に戻り売りに押されている。米国債利回りが上昇しているほか、最高値圏で推移していることもあり、利益確定売りが強まっている。銀行や産業など循環株への乗り換えの動きも指摘されているようだ。ナスダックは中盤から急速に下げに転じている。
なお、過去の経験則では、1950年以来11月最後の5営業日は伝統的にプラスだという。感謝祭前日に市場が上昇した確率は3分の2で、感謝祭翌日は57%の確率で上昇しているという。
JPモルガン<JPM> 165.36(+4.44 +2.76%)
シティグループ<C> 67.41(+1.07 +1.61%)
バンカメ<BAC> 46.46(+1.06 +2.32%)
アメックス<AXP> 171.64(-1.90 -1.09%)
ビザ<V> 196.40(-4.46 -2.22%)
マスターカード<MA> 323.91(-15.82 -4.66%)
アルファベット(C)<GOOG> 2962.82(-36.23 -1.21%)
メタ<FB> 343.99(-1.31 -0.38%)
ネットフリックス<NFLX> 663.54(-15.26 -2.25%)
テスラ<TSLA> 1166.55(+29.49 +2.59%)
アマゾン<AMZN> 3596.68(-79.89 -2.17%)
エヌビディア<NVDA> 324.08(-5.77 -1.75%)
AMD<AMD> 154.15(-1.26 -0.81%)
ツイッター<TWTR> 47.71(-0.70 -1.44%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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