メドトロニックが下落 DSMBの評価に失望感が広がる=米国株個別
医療機器のメドトロニック<MDT>が商いを伴って下落。先週金曜日の引け後に発表された腎除神経術製品の臨床データに対する独立データ安全監視委員会(DSMB)の評価が、「完全かつ定義された水準に達するまで計画通りに継続するよう推奨」となったことに失望感が広がっているようだ。腎除神経術は、降圧剤の投与をはじめとした従来治療とは異なるアプローチで高血圧治療法。
今回の発表を受けてアナリストからは、同社の腎除神経術製品の売上高予想を下方修正する動きも出ている。ただ、同社は見通しとパイプラインに自信を持っているとし、DSMBの最新評価は22年度の売上高と1株利益のガイダンスには影響しないと述べていた。
(NY時間11:57)
メドトロニック<MDT> 121.70(-6.05 -4.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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