大幅続伸、米CPIの伸びにもドル安で買い戻し=NY金概況
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1794.70(+35.40 +2.01%)
金12月限は大幅続伸。時間外取引では、米国債の利回りが小幅に低下、ドル安から大幅高となり、13ドルを超える上げ幅を維持した。日中取引は、9月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上の伸びを示したことでいったん地合いを緩めた。しかしCPIが予想以上に強い数字になったにもかかわらず、ドル安となると、再上昇。1,780ドル超えで、買い戻しの注文を巻き込んで、1,790ドル台後半まで上げ幅を拡大した。1,800ドル超えには至らなかったが、1,790ドル台での売りを吸収し、この日の高値圏で引けた。引け直後に9月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表されたが、現物相場は1,790ドル台を維持している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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