コムテックが決算受け大幅安 ただ、アナリストからは保守的との見解も=米国株個別
通信機器のコムテック<CMTL>が大幅安。前日引け後に5-7月期決算(第4四半期)を発表した。1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、通期ガイダンスについても冴えない見通しを示している。
ただ、アナリストからは2022会計年度のガイダンスは予想を下回ったものの、保守的であるようにも見えるとの見解も出ている。パンデミック関連の影響と米政府へのアフガニスタン関連の売上減を考慮すると、7月の結果は底堅く見えるという。第4四半期のブッキングは好調で、出荷額に対する受注額の割合を示す出荷受注比率は1.15倍となっている。また、11億ドル超の潜在的な期待収益を可視化できるという。
(5-7月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.23ドル(予想:0.29ドル)
・売上高:1.46億ドル(予想:1.48億ドル)
(通期見通し)
・売上高:5.80~6.00億ドル(予想:5.98億ドル)
・EBITDA(調整後):0.70~0.76億ドル
(NY時間10:22)
コムテック<CMTL> 22.75(-2.63 -10.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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