航空業界、パンデミックによる損失は2010億ドルと予測
国際航空運送協会(IATA)はきょう、パンデミックによる航空業界の損失額が計2010億ドルに達するとの見通しを示した。ブルームバーグが伝えた。渡航規制などにより、企業の出張利用や長距離路線の需要が2022年に入っても抑制されることが背景にあるという。
IATAの数字を基にすると、2010億ドルという額は同業界の9年分の利益に相当する。国内線と地域路線は回復し始めているものの、多くの航空会社にとって極めて重要な国際線のビジネス利用はまだほとんど回復が見られないという。
なお、IATAは今年の航空業界の損失額を約520億ドル引き上げた。従来予想は480億ドル。
(NY時間11:48)
デルタ航空<DAL> 44.92(-0.46 -1.01%)
ユナイテッド航空<UAL> 51.28(-0.06 -0.12%)
アメリカン航空<AAL> 21.32(-0.33 -1.52%)
サウスウエスト航空<LUV> 55.18(+0.83 +1.53%)

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。