続伸、回復する需要と限定的な供給拡大で需給はひっ迫気味=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=75.45(+1.47 +1.99%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.47ドル高、その他の限月は1.07~1.47ドル高。
新型コロナウイルスが根強く流行するなかでも主要国の需要回復が続いており、世界的な需給が引き締まっていくと期待されている。需要が急速に上向いている反面、石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産が不十分であるとみられていることも支援要因。一部の産油国では投資不足やメンテナンスで生産量を十分に拡大できていない。
時間外取引から11月限は堅調。通常取引開始後は75.75ドルまで上値を伸ばした。中心限月として7月6日以来の高値を更新している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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