豪中銀総裁補、住宅による財政の安定へのリスクが増している
豪州中央銀行(RBA)のブロック総裁補は22日、住宅市場と金融の安定性をテーマにした豪州議会の委員会で、住宅による財政の安定へのリスクが増している可能性があると述べた。
・住宅市場の動向を監視しており、密接に市場と関わっている。
・マクロ・プルーデンスの引き締めの必要性があるかどうかを継続的に評価している。
・マクロ・プルーデンスは、多額の債務者から生じるリスクを対象とすべき。
・ローンの有用性、取得できるクレジットに対処するツールが含まれている。
・住宅による財政の安定へのリスクが増大している可能性がある。
・最近の住宅市場の強さは経済にプラス。
・しかし、所得の伸びを超える住宅ローンの伸びはぜい弱性につながる可能性がある。
・銀行が住宅ローンの貸付基準を維持している。
・規制当局は、高い債務対所得比率での貸付を注意深く監視している。
・豪州の銀行は強い資本を持っている。
・全体として、過去30年間における家計債務の増加は警戒すべきものではない。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。