シスコシステムズは小反発 コンファレンスを受けた見直し買いも=ダウ採用銘柄
シスコシステムズが小反発。前日開催したコンファレンスで、向こう4会計年度の増収率が5-7%になるとの見通しを示した。参加したヘレンCFOはアナリストや投資家に対し、「売上高の増加に伴い1株利益も同様のペースで増える」と述べた。
同社はハードウエアからソフトウエアへの転身を進めているが、前日に示した見通しでは、25年度までにサブスクリプション収入が全体の5割に達するとの見通しも示していた。
一部のアナリストからは、1株利益の見通しが弱いとの見方も出て、前日の同社株は下げに転じてしまったが、目標株価を引き上げるアナリストもおり、きょうは見直し買いが入っている模様。「投資家のセンチメントは慎重かつ楽観的だが、同社が長期ガイダンスで経常収益計画を強化したことで、慎重さは薄まる」との指摘も出ていた。
(NY時間09:53)
シスコシステムズ<CSCO> 57.82(+0.26 +0.44%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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