ダウ平均は反発 明日の米雇用統計待ちの中でエネルギー株に買い=米国株前半
NY株式2日(NY時間12:41)
ダウ平均 35445.23(+132.70 +0.38%)
ナスダック 15337.23(+27.85 +0.18%)
CME日経平均先物 28695(大証終比:+225 +0.78%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。きょうは原油相場が70ドル台を回復しており、エネルギー株の上昇がダウ平均をサポートしている。市場は明日の米雇用統計を待っている状況。9月FOMCを占ううえで重要なポイントとなりそうだが、市場からは弱い内容になるとの見方も出ている。非農業部門雇用者数(NFP)は現在のところ、72.5万人増が見込まれている。6月は93.8万人、7月は93.8万人増だったが、今回は伸び鈍化が見込まれているようだ。
弱気派からは60万人増に留まるとの見方も出ている。労働市場の動向に敏感な高頻度データが雇用活動の著しい減速を示しており、下振れリスクを示唆しているという。雇用創出の鈍化はデルタ株の感染急拡大以降に軟化した他の経済指標と一致するという。一方、弱い内容だったとしても、FRBの慎重姿勢を裏付けることから、株式市場への影響は限定的との見方もあるようだ。
ただ、市場の一部からは、デルタ株の感染拡大の中で、これまでの財政刺激策が縮小して行く一方、サプライチェーン問題もしばらく継続が予想されることから、景気回復ペースは鈍化し、年末の株価指数は現行水準よりも僅かに低くなるとの予想も出ているようだ。
エネルギー株のほか、銀行や産業が上昇。一方、IT・ハイテク株は一部に利益確定売りが出ているものの、概ね堅調に推移しており、ナスダックは最高値更新が続いている。
アルファベット(C)<GOOG> 2900.66(-16.18 -0.55%)
フェイスブック<FB> 376.73(-5.32 -1.39%)
ネットフリックス<NFLX> 594.27(+12.20 +2.10%)
テスラ<TSLA> 737.55(+3.46 +0.47%)
アマゾン<AMZN> 3489.57(+10.57 +0.30%)
エヌビディア<NVDA> 224.13(-0.28 -0.12%)
AMD<AMD> 109.95(-0.04 -0.04%)
ツイッター<TWTR> 65.62(+0.07 +0.11%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス<UNH> 422.20(+4.85 +1.16%)
メルク<MRK> 76.73(+0.55 +0.72%)
マクドナルド<MCD> 239.11(+0.96 +0.40%)
マイクロソフト<MSFT> 300.71(-1.12 -0.37%)
ホームデポ<HD> 327.41(+3.77 +1.16%)
ボーイング<BA> 222.49(+4.37 +2.00%)
ベライゾン<VZ> 54.96(+0.02 +0.03%)
ビザ<V> 224.16(-5.96 -2.59%)
ハネウェル<HON> 230.39(+0.59 +0.25%)
ナイキ<NKE> 163.73(-0.83 -0.50%)
トラベラーズ<TRV> 159.59(+0.31 +0.19%)
ディズニー<DIS> 183.75(+0.27 +0.14%)
ダウ・インク<DOW> 63.00(+0.46 +0.74%)
セールスフォース<CRM> 266.13(-2.19 -0.82%)
シスコシステムズ<CSCO> 59.18(+0.14 +0.24%)
シェブロン<CVX> 98.24(+2.53 +2.64%)
コカ・コーラ<KO> 56.47(-0.22 -0.39%)
ゴールドマン<GS> 416.22(+2.56 +0.62%)
キャタピラー<CAT> 212.05(+4.09 +1.96%)
ウォルマート<WMT> 148.46(+0.68 +0.46%)
ウォルグリーン<WBA> 51.64(+1.35 +2.68%)
インテル<INTC> 53.49(-0.18 -0.34%)
アメックス<AXP> 162.19(-2.25 -1.37%)
アムジェン<AMGN> 225.54(+2.19 +0.98%)
アップル<AAPL> 153.23(+0.72 +0.47%)
P&G<PG> 143.90(+0.06 +0.04%)
JPモルガン<JPM> 160.83(+1.11 +0.69%)
J&J<JNJ> 174.78(+1.04 +0.60%)
IBM<IBM> 139.27(-0.04 -0.03%)
3M<MMM> 193.82(+0.38 +0.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。