ルピア円は上値が重い、中銀は経済見通しに慎重な姿勢=東京為替
インドネシアルピア円は0.7680円前後でもみ合いとなっており、上値が重い。インドネシア中央銀行は17日、主要政策金利の7日物リバースレポ金利を史上最低水準の3.50%に4会合連続で据え置いた。直近の経済データでは、第2四半期の家計消費、製造業の活動、輸出は改善しているが、中銀はコロナの感染拡大が経済活動に及ぼす影響を注視すると慎重姿勢を表明しており、ルピアの重しになっているもよう。
ワルジヨ総裁は会見で、インフレ率が上昇するまで低い金利と豊富な流動性を維持するとの確約を繰り返したとし、インフレ高進が起きるのは早くても2022年初めと予想していると述べた。
IDRJPY 0.7678

執筆者 : MINKABU PRESS
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