ハーレーダが決算好調で反発 通期見通しも上方修正=米国株個別
ハーレーダビッドソンが反発。1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期見通しも公表しており、バイク部門の売上高は30%~35%増を見込み、従来見通しから10%ポイント上方修正している。北米での販売回復が寄与した。
今回の決算は経営改革中のツァイツCEOにとっては朗報だったようだ。同CEOは声明で「事業再構築のためにわれわれが取った行動は最重要地域である北米において、私たちの業績にプラスの影響を与えている」と述べた。
一方、もう一つの主要市場である欧州は振るわなかった。封鎖措置の影響のほか、スポーツスターなど一部車種の販売延期の決定、そして、出荷の遅延が影響した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.68ドル(予想:0.89ドル)
・売上高:14.2億ドル(予想:12.7億ドル)
金融部門:1.9億ドル(予想:1.96億ドル)
・出荷台数:5万4800台
(通期見通し)
・バイク部門売上高:+30~35%(従来:20~25%)
・バイク部門営業利益率:+7~9%(従来:5~7%)
・金融部門営業利益率:+50~60%(従来:10~15%)
・設備投資:1.9~2.0億ドル(予想:2.13億ドル)
(NY時間10:15)
ハーレーダビッドソン 44.81(+4.43 +10.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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