東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、目先急落の反動も上値重い
1日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比14円安の2万7649円と続落。
前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに大幅安となるなど波乱展開が続いており、NYダウは3万ドル大台を割り込んだ。米国では個人投資家による投機的な売買で個別銘柄のボラティリティが極端に高まっていることが全体相場の乱調展開につながっているが、東京市場にもこの流れが波及している。日経平均は前週末に米国株市場に先立って500円超の急落をみせていたこともあり、目先値ごろ感からの押し目買いや空売りの買い戻しが入り、全体相場に浮揚力を与えている。しかし、今はまだ波乱の余韻が残り上値を積極的に買い進む動きも期待しにくい局面にあり、上値も重い。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。