続落、協議まとまらずOPECプラスは総会を延期=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=45.34(-0.19 -0.42%)
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.79~78ドル安。その他の限月は1.35~0.71ドル安。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心としたOPECプラスが1日の総会を今週3日に延期するなど、協議が難航していることが重しとなった。来年1月から増産を見送り、日量770万バレルの減産目標を3月まで維持することでOPEC加盟国は合意したものの、非加盟国は納得していないもよう。ロシアは1月から日量200万バレルを増産するのではなく、同50万バレルずつ毎月増産することを提案していると報道されている。
時間外取引で1月限は45.70ドルまで強含んだ。ただ、前日高値付近は重く、通常取引開始を控えてマイナス転換した。通常取引が始まると売りが強まり、44.12ドルまで軟化した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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