シティグループ、米国株に対して市場の2つの短期リスクを指摘
米国の金融大手シティグループは、米国株に対して市場の2つの短期リスクを指摘した。
シティグループでは、(1)投資家が下振れリスクを心配しなくなった、(2)ワクチンのニュースは、パンデミック(世界的大流行)のトンネルの終わりになって、いくつかの治療/予防法に関するポジティブなデータがセットで示されたことで、株式市場に活気を取り戻したという、2点に注目。
そのうえで、市場はワクチン接種の広がりとともに、企業のコロナ関連のコスト抑制の可能性や、好調な2021年の利益見通しを期待していると想定。S&P500指数は米国政府による新たな景気刺激策がない場合でも、短期的には先行して上昇する可能性があるとの見方を示した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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