感謝祭前の調整も、ドル円は落ち着いた動き、欧州通貨は対ドル中心にしっかり

見通し 

感謝祭前の調整も、ドル円は落ち着いた動き、欧州通貨は対ドル中心にしっかり

ユーロドル、1.19をしっかり超える展開

【本日の見通し】米感謝祭で様子見ムード広がる

 本日は米国の感謝祭。明日は株式・債券などが短縮取引で
休暇を取っている参加者も多く、基本的にこの週後半は休場ムード。
アジア、欧州の時間帯も取引を手控えることが多く
ドル円は104円台でのレンジ取引が続きそう。

 英とEUとの自由貿易協定をめぐる協議の動向がやや気になるところで、
状況よっては大きな動きも。
この場合は参加者が少ない分荒っぽい動きが出る可能性。
もっとも合意に向けた目立った報道などは今のところ見られず。
 

【本日の戦略】様子見

 感謝祭の日は無理をせず。
基本的に様子見。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

【東京市場】もみ合い続く

 ドル円は104円台半ば前後での推移となった。前日のNY市場NY午前に104円75銭前後まで上昇した後、NY市場午後からはやや頭の重い展開に。東京朝もその流れが続く形で104円38銭前後まで一時値を落とした。もっとも、下値進行はそこまで。その後は買い戻しが入るも104円60銭前後までと限定的な値幅での推移に終始した。
 木曜日米国市場が休場(感謝祭)、金曜日は米株式・債券市場が短縮取引と週末にかけて取引参加者が減る見通しとなっていることもあり、積極的な取引を手控える流れとなった。

 ユーロドルは1.19台を回復した。先週1.1900手前の売りに頭を何度も抑えられたユーロドルは、週明けのドル売り局面で月曜日海外市場で1.1906前後を付けたが、そこから一気のドル買いが入り、1.1800前後まで。安値からは値を戻すも、昨日海外市場の高値が1.1894で抑えられるなど、1.19を意識する展開が続いていた。海外市場では高値を付けた後、いったんユーロ売りの動きとなり1.1840前後まで値を落として反発。東京午前からはNY午後のユーロ買いドル売りの流れが続き、1.19台を回復。その後も下値しっかり感が続き、月曜日の高値を超えて1.1910前後まで。

【ロンドン市場】欧州通貨朝方は買いも、その後値を落とす

 ドル円は104円40銭台を中心にした小動きに終始した。欧州株が上昇する中で、リスク選好の動きから対欧州通貨などを中心にドル売りが入るなか、ドル円も104円50銭台から、104円35銭前後まで値を落とす展開が見られたが、下値進行はそこまで。欧州株がマイナスに転じ、米株先物もナスダックを除いて下げる中でリスク選好の動きが後退し、ドルの買い戻しに。ドル円も104円台半ばを回復する動きに。

 目立った材料が出ているわけではなく、新型コロナウイルス向けワクチン供給への期待感などからリスク選好の動きが入りやすい展開に。ただ、新規材料があまりない分調整も入りやすいという流れ。

 ユーロドルは朝方のドル売り局面で1.1930前後まで上昇。今月9日に付けた今月の高値1.1920前後を超えて9月初め以来のユーロ高水準となった。その後欧州株がマイナスに転じる中でユーロ売りドル買いの動きが広がり、1.1880台まで値を落としている。
 ユーロ円もユーロドルの上昇局面で東京午前の高値を超えて124円台半ば前後まで上昇。その後は調整が強まる展開で124円10銭台まで値を落としている。

 スナク英財務相による歳出見直し発表を控える英ポンドもユーロ同様に朝方は買いが入る展開。1.3384前後までと、昨日の高値を超える動きに。しかし、その後ドルの買い戻しが入ると一転してポンド売りドル高が強まる展開に。1.3304前後までと、大台手前の買いに下値を支えられたものの、ユーロドルなどと比べても大きな下げとなった。EUとの自由貿易協定をめぐる協議について、早期の暫定合意期待が広がるものの、対立点の解消が進まず、協議が物別れに終わる可能性が残っているということで、市場の警戒感を誘っている。

【NY市場】ドル円は一時104円20銭台も値を戻す

 NY市場で一時104円26銭を付ける動きに。
木曜日の感謝祭を前に、ポジション調整の動きなどが重石に。
最も積極的な取引を手控えるムードもあり、
その後値を戻してもみ合い。

 FOMC議事録も目立った反応はない。
次回以降へのヒントも特にいられず
債券購入ガイダンス強化に言及した程度。

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《11/25 水曜日》
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  104.44  1.1892  124.20
高値  104.60  1.1930  124.51
安値  104.26  1.1882  124.15
終値  104.46  1.1917  124.47
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《11/25 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  26296.86 +131.27
DOW   29872.47 -173.77
S&P    3629.65 -5.76
Nasdaq  12094.40 +57.61
FTSE   6391.09 -41.08
DAX   13289.80 -2.64
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《11/25 水曜日の商品市場》
NY原油先物1 月限(WTI)(終値)
1バレル=45.71(+0.80 +1.78%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1811.20(+0.30 +0.02%)
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《11/25 水曜日に発表された主な経済指標》

【南アフリカ】
消費者物価指数(10月)17:00
結果 0.3%
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
結果 3.3%
予想 3.0% 前回 3.0%(前年比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(20日までの週)21:00
結果 3.9%
予想 N/A 前回 -0.3%(前週比)

実質GDP・改定値(第3四半期)22:30
結果 33.1%
予想 33.1% 前回 33.1%(前期比年率)

GDPデフレータ・改定値(第3四半期)22:30
結果 3.6%
予想 3.6% 前回 3.6%(前期比年率)

PCEコアデフレータ・改定値(第3四半期)22:30
結果 3.5%
予想 3.5% 前回 3.5%(前期比年率)

個人消費・改定値(第3四半期)22:30
結果 40.6%
予想 40.9% 前回 40.7%(前期比年率)

耐久財受注・速報値(10月)22:30
結果 1.3%
予想 0.9% 前回 2.1%(1.9%から修正)(前月比)
結果 1.3%
予想 0.5% 前回 1.5%(0.9%から修正)(コア・前月比)

新規失業保険申請件数(21日までの週)22:30
結果 77.8万件
予想 73.0万件 前回 74.8万件(74.2万件から修正)(前週比)

卸売在庫・速報値(10月)22:30
結果 0.9%
予想 0.4% 前回 0.7%(0.4%から修正)(前月比)

個人所得(10月)00:00
結果 -0.7%
予想 -0.1% 前回 0.7%(0.9%から修正)

個人支出(10月)00:00
結果 0.5%
予想 0.4% 前回 1.2%(1.4%から修正)

PCEデフレータ(10月)00:00
結果 1.2%
予想 1.2% 前回 1.4%(前年比)

PCEコアデフレータ(10月)0:00
結果 0.0%
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
結果 1.4%
予想 1.4% 前回 1.6%(1.5%から修正)(前年比)

ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(11月)0:00
結果 76.9
予想 77.0 前回 77.0

新築住宅販売件数(10月)0:00
結果 99.9万件
予想 97.5万件 前回 100.2万件(95.9万件から修正)

米週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30
原油 -75.4万(4億8872万)
ガソリン +218万(2億3015万)
留出油  -144.1万(1億4263万)
(クッシング地区)
原油 -172.1万(5989万)
*()は在庫総量

【NZ】
貿易収支(10月)06:45
結果 -5.01億NZドル
予想 -5.00億NZドル 前回 -10.25億NZドル(-10.17億NZドルから修正)
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《11/25 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*FOMC議事録
状況が債券購入変更を正当化する可能性。
大半が債券購入ガイダンスの早期強化を支持。
債券購入は必要に応じてペース拡大や残存期間を延長。
資産購入の役割はより雇用やインフレ目標にシフト。
数名は資産購入は長期金利の上昇を防ぐと考えている。
資産購入は金融市場に再現する可能性のあるリスクへの保証を提供。
個人消費は特に耐久消費財や住宅投資で強さが続くと予想。
財政出動が無ければ、貯蓄が尽きた時に消費を減らす可能性。

【ユーロ圏】
*メルケル首相
ドイツの部分的封鎖を12月20日まで延長。
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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
韓国中銀政策金利 時刻未定
予想 0.50% 現行 0.50%

【シンガポール】
鉱工業生産(10月)14:00
予想 -11.8% 前回 10.1%(前月比)
予想 7.3% 前回 24.2%(前年比)

【日本】
景気先行指数・改定値(9月)14:00
予想 N/A 前回 92.9

景気一致指数・改定値(9月)14:00
予想 N/A 前回 80.8

【ユーロ圏】
ドイツGfk消費者信頼感 (12月)16:00
予想 -4.9 前回 -3.1

【南アフリカ】
生産者物価指数(10月)18:30
予想 0.2% 前回 0.3%(前月比)
予想 2.5% 前回 2.5%(前年比)

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執筆者 山岡和雅

執筆者 : 山岡和雅|MINKABU PRESS 外国為替情報担当 編集長

1992年米チェースマンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)東京支店入行、ディーリングルームに配属され、外国為替ディーラーに。英ナショナルウェストミンスター銀行、RBS銀行などで10年以上外国為替ディーラーとして市場の最前線に。その後大手FX会社などで外国為替市場のアナリストとして個人向けの外国為替情報の配信業務に携わり、2016年3月から、みんかぶグループに参画。 (社)日本証券アナリスト協会検定会員

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