まもなくECB理事会の結果発表
日本時間午後9時45分にECB理事会の結果発表、同10時半にラガルドECB総裁会見が予定されている。市場では政策金利やPEPPなどについて据え置きと想定している。ただ、欧州のパンデミックおよびそれに対応するロックダウン措置などの経済回復への悪影響への懸念は、前回理事会よりも高まっている状況だ。市場では年内のPEPP枠の拡大を見込んでおり、5000億ユーロの拡大との見方が有力になっている。
ラガルドECB総裁の会見内容にも注目が集まる。前回理事会ではユーロドルの上昇が話題となり、ユーロ高けん制の有無が注目されていた。現時点では1.17台と前回時よりはユーロ高の動きは一服している。「ユーロ相場を注意深く監視」といった前回会見での発言が繰り返されるようだと、市場は敏感にユーロ売りに反応するかもしれない。また、グリーンボンドなどへの言及も予想される。新たな流動性供給の面もあり、緩和策の一端を担うとの見方もあるようだ。
21:45
ECB政策金利
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ラガルドECB総裁、記者会見
執筆者 : MINKABU PRESS
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