ウォルグリーンが決算好調で逆行高 健康・ウェルネス関連の販売好調=ダウ採用銘柄
株式市場全体がネガティブな雰囲気で始まる中、ウォルグリーンが逆行高となっている。取引開始前に7-9月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。パンデミックの影響に対処し続けことが奏功し、予想を上回る結果を出している。
ドラックストアを手掛けるリテール部門の既存店売上高は3.2%増と、こちらも予想を上回った。美容品の売上げは減少したものの、健康、ウェルネス関連の商品が5%近く増加したことが寄与した。一方、処方箋は1.6%の増加となった。
2021年度については、1株利益が1桁台前半の伸びを見込んでいる。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.02ドル(予想:0.96ドル)
・売上高:347.5億ドル(予想:343.9億ドル)
・リテール部門の既存店売上高:3.2%(予想:2.9%)
・営業利益率(調整後)2.9%
(NY時間09:50)
ウォルグリーン 37.85(+1.96 +5.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。