ドル安基調強まる、ドル円は一時105円50銭台に

見通し 

ドル安基調強まる、ドル円は一時105円50銭台に。

ユーロドル1.1830台まで、ドル全面安、
イタリアの指標好調での買いなども

国慶節の長期休場明けの人民元、対ドルでのドル安元高強まる展開

【東京市場】対人民元でのドル安きっかけにドル売り

ドル円は106円台で迎えた朝の水準から値を落とし105円81銭を付ける動きとなった。1日から8日まで休場となっていた中国人民元が対ドルで大きくドル安元高に振れたことが、ドル全面安の流れを誘った面も。
 午前中に安値を付けた後、少し戻したが戻りは鈍く105円80銭台での推移が続いた。午後に入っても安値圏もみ合い。10時半ごろ付けた安値を割り込む動きにはならなかったが、頭の重い展開に。

【ロンドン市場】ドル安継続

 東京市場でも見られたドル安の流れが強まった。
ユーロドルが主導しており、1.118台まで上昇。
イタリアの鉱工業生産の強さにユーロドルでのユーロ買いドル売りが出る形に。
ポンドドルも一時1.2970台まで上昇も反落。
 
 ドル円はユーロ円などの買いに106円手前をトライも大台を戻しきれず、105円80銭台に。

【NY市場】ドル安継続。

 ドル円は105円80銭を割り込んで売りが出る格好に。
トランプ政権及び共和党が追加経済対策の規模を当初の1兆ドル、その後の1.6兆ドルから
1.8兆ドルに拡大との報道でリスク選好の動きからのドル売りも。

 ユーロドルはロンドン市場の高値を超えて1.18台台前半推移。
ポンドは上昇後にロンドン午後に反落となっていたが、その後再び買いを試し1.30ドル台を回復。

【本日の見通し】レンジ取引が中心か

 ドル円は105円台後半での推移。やや頭の重い展開も105円台半ばを試すような展開にはならず。
 今日はコロンバスデーで米国市場の多くが休場となる。
 基本的にはレンジ取引が続くと見られる。
 今週は最も大きな材料となりそうであった15日の大統領候補者討論会が中止となっており材料不足感も。
民主・共和両党の追加経済対策関連への注目と、大統領選の動向などをにらみながらの展開に。

 ユーロやポンドは英・EUの自由貿易協定に関する協議のデッドラインとされた15日のEU首脳会議を前に
神経質な展開となりそう。
週明けは手探りでスタートとみられ、レンジ取引中心も、週の後半に向けた流れを意識。
 

【本日の戦略】レンジ取引

 米国がコロンバスデーの休場ということもありレンジ取引とみられ
無理をせずという流れに。
ドル円は戻り売りを意識も、様子見も吉か。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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《10/9 金曜日》
   ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  106.03  1.1759  124.68
高値  106.04  1.1831  125.09
安値  105.58  1.1756  124.52
終値  105.62  1.1826  124.93
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《10/9 金曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  23619.69 -27.38
DOW   28586.90 +161.39
S&P    3477.14 +30.31
Nasdaq  11579.94 +158.96
FTSE   6016.65 +38.62
DAX   13051.23 +9.02
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《10/9 金曜日の商品市場》
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=40.60(-0.59 -1.43%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1926.20(+31.10 +1.64%)
-+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《10/9 金曜日に発表された主な経済指標》

【インド】
中銀政策金利(10月)13:30
結果 4.0%
予想 4.0% 前回 4.0%(インド中銀政策金利)

【英国】
鉱工業生産指数(8月)15:00
結果 0.3%
予想 2.5% 前回 5.2%(前月比)
結果 -6.4%
予想 -4.7% 前回 -7.4%(-7.8%から修正)(前年比)

製造業生産高(8月)15:00
結果 0.7%
予想 3.0% 前回 6.9%(6.3%から修正)(前月比)
結果 -8.4%
予想 -5.9% 前回 -10.1%(-9.4%から修正)(前年比)

貿易収支(8月)15:00
結果 -90.1億ポンド
予想 -91.0億ポンド 前回 -78.69億ポンド(-86.35億ポンドから修正)(商品貿易収支)
結果 13.64億ポンド
予想 0.0億ポンド 前回 16.89億ポンド(10.74億ポンドから修正)(貿易収支)

【カナダ】
雇用統計(9月)21:30
結果 37.82万人
予想 15.0万人 前回 24.58万人(雇用者数)
結果 9.0%
予想 9.8% 前回 10.2%(失業率)

【米国】
卸売在庫(確報値)(8月)23:00
結果 0.4%
予想 0.5% 前回 0.5%(卸売在庫(前月比・確報値))
結果 1.4%
予想 N/A 前回 4.8%(4.6%から修正)(卸売売上高(前月比))

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《10/9 金曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*トランプ米大統領
バーチャル形式の第2回大統領候補討論会には関心ない。

*エバンス・シカゴ連銀総裁
回復が鈍化すれば、追加の資産購入を見込む。
債券購入にはさらに対話が必要。
全ての償還期限に渡る利回りへの投資は、必要に応じて的を絞る
可能性。

*ペロシ米下院議長
景気対策を巡る対話を続ける。
ムニューシン米財務長官と本日も協議。
早期の合意を望む。

*クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
トランプ大統領は修正した追加対策案を承認。
比較的包括的な追加対策案。
トランプ大統領は景気対策での合意を望んでいる。
ムニューシン米財務長官が午後にペロシ下院議長と協議。

【豪州】
*豪中銀金融安定化報告
豪州の銀行は力強いバランスシートを有しており、融資に適している。
豪州のビジネス、家計は力強い金融ポジションにある
一部の家計、ビジネスは短期的に苦戦する
銀行の資本は非常に良い状況を維持している。
銀行は借り手のデフォルトが急上昇する見通しに直面。
オフィス不動産市場の状況が悪化。
銀行は返済が再開できない借り手に対する対応を注意深く行う必要がある。

【中国】
*中国外務省
米国の「経済的ないじめ」に対する中国企業の利益を守るための措置をとる
米国は国家安全保障の概念を悪用してきている
米国は具体的な証拠を占めていない
Antグループとウィーチャットの問題は米国による「経済的ないじめ」を露呈している

【ユーロ圏】
*EU外交筋 
英国との通商交渉、まだ十分な進展ない

*バルニエEU首席交渉官、英フロスト氏との朝方の会談後すぐに帰国
(ロイター)

*スペインのサンチェス首相、首都マドリードの緊急事態を宣言へ
(ブルームバーグ)

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《本日予定されている主な経済指標》

【日本】
国内企業物価(9月)8:50
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
予想 -0.5% 前回 -0.5%(前年比)

機械受注(8月)8:50
予想 -1.0% 前回 6.3%(前月比)
予想 -15.6% 前回 -16.2%(前年比)

【トルコ】
失業率(7月)16:00
予想 N/A 前回 13.4%

【南アフリカ】
製造業生産高(8月)20:00
予想 N/A 前回 7.6%(前月比)

【インド】
鉱工業生産(8月)21:00
予想 -7.9% 前回 -10.4%(前年比)

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執筆者 山岡和雅

執筆者 : 山岡和雅|MINKABU PRESS 外国為替情報担当 編集長

1992年米チェースマンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)東京支店入行、ディーリングルームに配属され、外国為替ディーラーに。英ナショナルウェストミンスター銀行、RBS銀行などで10年以上外国為替ディーラーとして市場の最前線に。その後大手FX会社などで外国為替市場のアナリストとして個人向けの外国為替情報の配信業務に携わり、2016年3月から、みんかぶグループに参画。 (社)日本証券アナリスト協会検定会員

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