フィリピンペソ円が弱含み、マニラ首都圏の移動制限を延長=東京為替
フィリピンペソ円が弱含みの展開となっており、午前10時ごろには2.175円前後から2.171円台に急落する場面がみられた。安値からは戻しているものの、早朝の2.178円近辺は回復していない。
フィリピンのドゥテルテ大統領は28日、新型コロナウイルス感染予防のため、マニラ首都圏とその周辺州に敷いた部分的な外出・移動制限措置を1カ月延長し、10月31日まで実施すると発表した。感染者は累計30万7288人に達し、東南アジアで最多となっている。
この発表を受け、28日のフィリピンペソ円は2.170円を割り込み、そこから反発していたが、29日になって改めて材料視されているようだ。同国の代表的な株価指数であるフィリピン総合指数は29日、小幅ながら下落して推移している。
PHPJPY 2.1758
執筆者 : MINKABU PRESS
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