アジア株 総じて下落、上海株は続落
東京時間17:36現在
香港ハンセン指数 25244.02(+353.34 +1.42%)
中国上海総合指数 3319.27(-21.02 -0.63%)
台湾加権指数 12670.35(-109.84 -0.86%)
韓国総合株価指数 2432.35(+13.68 +0.57%)
豪ASX200指数 6132.05(-6.60 -0.11%)
インドSENSEX30種 38332.84(-74.17 -0.19%)
12日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。前日の米国株が追加の景気刺激策への不透明感などを背景に下落したことや米中対立への警戒感から、アジア株は売りが先行した。その後、米国株価指数先物が時間外取引で上値を伸ばしたことで、香港株や韓国株はプラス圏に転じた。上海株は続落。米中対立が警戒されるほか、前日に中国人民銀行(中央銀行)が発表した7月の新規人民元建て融資が9927億元となり、大方の事前予想の予想の1兆2000億元や6月の1兆8100億元を下回ったことなども圧迫要因となった。
中国大陸市場で上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、航空機部品メーカーの中国航発動力が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続伸。世界的金融グループのHSBCホールディングス、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、不動産会社の長江実業集団(CKアセット・ホールディングス)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が買われた。
豪ASX200指数は小反落。銀行大手のウエストパック銀行、ファンドマネジメントグループのマゼラン・ファイナンシャル・グループが買われる一方で、産金会社のノーザンスター・リソーシズ、金採掘会社のニュークレスト・マイニング、求人ウェブサイトのシークが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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