大幅続伸、感染拡大に加え米中の対立や中東リスクから=NY金概況
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=2021.00(+34.70 +1.75%)
金12月限は大幅続伸。時間外取引では、ドルが堅調に推移が圧迫要因ながらも小高く推移。日中取引では、世界的な新型コロナウイルス感染拡大に加え、人気動画アプリ
「TikTok」を巡り、米中が対立が強まり、上げ幅を拡大した。レバノンの首都ベイルートで大規模な爆破があったことで中東リスクの高まりも金の安全資産としての
側面からの買いを加速させる要因となった。
中盤から終盤の取引ではドルの弱含みとなったことが追い風となり、上げ幅を拡大。米経済の先行き不安から、買い意欲は衰えず、ほぼ右肩上がりの展開となり、2,000ドルの大台を突破。さらに2,030ドル台に乗せ、高値更新の動きが続いた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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