ボラティリティが上昇すれば景気に敏感な通貨がドルに対して下落するリスク=NY為替
きょうは原油相場が上昇に転じていることでカナダドルも後半になって買いが優勢となっている。カナダ円は79円台に再び上昇しており、ドルカナダは1.33加ドルに下落している。
きょうから8月相場入りだが、夏休みシーズンで市場参加者が少なくなる中、8月はボラティリティが上昇する傾向にある。もし、ボラティリティが上昇した場合、前月に大幅に下落したドルに買い戻しが強まる可能性があるという。その場合、資源国や新興国、そして、ポンドといった比較的景気に敏感な通貨がドルに対して急速に売られるリスクを指摘している。カナダドルもその1つとなっている。
USD/CAD 1.3389 CAD/JPY 79.18
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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