マッケソンが好決算で上昇 通期利益見通しも上方修正=米国株個別
医薬品卸のマッケソンが上昇。4-6月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、通期の利益見通しも上方修正しており予想も上回った。予想以上に取扱高の回復が早かったとしている。
市場からは第1四半期でウイルス関連の最悪期を乗り切ったが、パンデミックは2021年度の優先事項の進展を遅らせるリスクがあるとの指摘も聞かれる。
一方で同社の戦略は、的を絞った投資で成長を活性化し、コスト削減で効率性を改善するところにある。海外への構造的な市場のシフトは一巡しており、同社は専門分野に再び集中できる環境になっているという。
(4-6月・第1四半期)
・1株利益(調整後):2.77ドル(予想:2.35ドル)
・売上高:556.8億ドル(予想:539.7億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):14.70~15.50ドル(従来:13.95~14.75ドル)(予想:14.39ドル)
(NY時間14:37)
マケッソン 159.73(+9.57 +6.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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