ダウ平均は続落して始まる 感染第2波への警戒感が強まる=米国株序盤
NY株式22日(NY時間09:47)
ダウ平均 25797.96(-73.50 -0.28%)
ナスダック 9934.50(-11.62 -0.12%)
CME日経平均先物 22425(大証終比:+105 +0.47%)
週明けのNY株式市場でダウ平均は続落して始まっている。感染第2波への警戒感が強まっており、米州のほか世界各地で感染者拡大が再び加速している。米国では金曜日に3万人以上の新たな感染者数が確認されており、5月1日以来の伸びを記録した。トランプ政権は経済封鎖は再度行わない方針を示しており経済再開は続くもの見られているが、成長の原動力はあくまで行動の正常化であり、ウイルス感染のネガティブなニュースは回復期待を妨げる可能性が非常に高いとの指摘も聞かれる。
ただ、経済再開に伴う回復期待が根強く、下値では押し目買いも断続的に入り下押す気配もない。IT・ハイテク株への買いが続いてる。パンデミックの間でも外出規制に伴うeコマースの需要増や、テレワーク拡大によるクラウド関連の需要がIT・ハイテク株を支えている。この需要は経済再開後も続くと見られており、過剰流動性の中で投資家の資金が積極的に入っている模様。
IT・ハイテク株のほか、きょうは小売株の買いが目立っている。アナリストからの投資判断引き上げが複数伝わっている。パンデミックに伴う下げで、株価水準が魅力的になっている模様。
アルファベット(C) 1424.78(-6.94 -0.48%)
フェイスブック 237.28(-1.51 -0.63%)
ネットフリックス 462.63(+8.91 +1.96%)
テスラ 999.90(-1.00 -0.10%)
アマゾン 2672.87(-2.14 -0.08%)
エヌビディア 372.47(+2.02 +0.55%)
ツイッター 33.26(-0.15 -0.45%)
ダウ採用銘柄
J&J 142.26(-1.57 -1.09%)
P&G 118.10(-0.82 -0.69%)
ダウ・インク 41.02(-0.63 -1.52%)
ボーイング 186.35(-0.67 -0.35%)
キャタピラー 125.25(-2.21 -1.73%)
レイセオン 65.17(+0.28 +0.42%)
ビザ 192.90(+0.70 +0.36%)
ナイキ 96.67(+0.89 +0.90%)
ウォルグリーン 42.93(-1.06 -2.52%)
3M 156.00(-2.15 -1.35%)
エクソンモビル 46.07(+0.09 +0.19%)
シェブロン 90.70(+0.07 +0.08%)
コカコーラ 45.89(-0.14 -0.29%)
ディズニー 114.60(+0.25 +0.21%)
マクドナルド 186.56(0.00 0.00%)
ウォルマート 120.68(+0.83 +0.70%)
ホームデポ 246.62(-0.03 -0.01%)
JPモルガン 97.20(-0.61 -0.62%)
トラベラーズ 115.25(-1.31 -1.13%)
ゴールドマン 201.25(-0.38 -0.19%)
アメックス 99.59(-1.35 -1.32%)
ユナイテッドヘルス 288.57(-2.67 -0.92%)
IBM 121.85(-0.62 -0.50%)
アップル 353.56(+3.84 +1.09%)
ベライゾン 55.93(-0.23 -0.40%)
マイクロソフト 196.29(+1.14 +0.58%)
インテル 59.16(-0.46 -0.77%)
ファイザー 33.04(-0.38 -1.15%)
メルク 76.96(-0.94 -1.23%)
シスコシステムズ 45.02(-0.30 -0.65%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。