続伸、IEA月報や米小売売上高を好感=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=38.38(+1.26 +3.39%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.22~1.26ドル高。その他の限月は0.47ドル安~1.16ドル高。
国際エネルギー機関(IEA)が今年の需要見通しを上方修正したことや、5月の米小売売上高が急回復したことが好感された。ただ、世界的に新型コロナウイルスの流行拡大が収まっておらず、景気見通しが引き続き不透明であることが上値を抑えた。中国の北京市ではすべての学校が閉鎖されているほか、一部の地域は封鎖されている。
時間外取引で7月限は36.38ドルまで下落した後、プラス圏に浮上。通常取引序盤には39.06ドルまで上げた。その後、急落し上げ幅を一時消す場面があったが、引けにかけては買いが優勢となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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