ダウ平均は7日ぶりに反落 さすがに上げ一服=米国株序盤
NY株式9日(NY時間09:42)
ダウ平均 27281.93(-290.51 -1.07%)
ナスダック 9884.68(-40.07 -0.41%)
CME日経平均先物 22820(大証終比:-290 -1.27%)
きょうのNY株式市場は売りが先行しており、ダウ平均は7日ぶりに反落して始まっている。経済再開とその後の回復への期待感から株式市場は買いが続き、ナスダックは最高値更新、S&P500は今年の下げを完全に埋めている。
しかし、戦後最悪の結果が見込まれている4-6月期のGDPをまだ確認もしておらず、FRBの大規模な金融緩和や米政府の大胆な景気対策に支えられているとは言え、現段階でここまで回復を織り込むことに、きょうは懐疑的な見方も出ているようだ。
ダウ平均は200日線を上放れる展開を見せるなど、このところの急速な上げからの過熱感が高まる中、利益確定売りが先行して始まっている。きょうは売り一巡後に押し目買いが見られるか注目される。
きょうからFOMCが始まり、明日結果が公表される。先週発表の米雇用統計は予想外に強い内容となったが、FRBは慎重姿勢を崩さないものと期待されている。ただ、そのこと自体も既に株価に十分織り込まれている面もある。
前日まで上げを先導していた、航空株や銀行、エネルギー、産業など新型ウイルス感染で打撃を受けたセクターは上げ一服。
一方、IT・ハイテク株はまちまちの動きを見せているが、ナスダックも反落して始まっている。
アルファベット(C) 1452.31(+5.70 +0.39%)
フェイスブック 234.13(+2.73 +1.18%)
ネットフリックス 426.41(+6.92 +1.65%)
テスラ 932.63(-17.29 -1.82%)
アマゾン 2541.90(+17.84 +0.71%)
エヌビディア 355.23(+3.03 +0.86%)
ツイッター 35.60(-1.05 -2.85%)
ダウ採用銘柄
J&J 148.42(+1.65 +1.12%)
P&G 118.54(-0.51 -0.43%)
ダウ・インク 44.58(-1.32 -3.00%)
ボーイング 223.48(-7.02 -3.42%)
キャタピラー 134.28(-3.44 -2.55%)
レイセオン 72.13(-2.03 -2.82%)
ビザ 199.55(-0.05 -0.03%)
ナイキ 102.76(-1.53 -1.49%)
ウォルグリーン 46.17(-0.88 -1.93%)
3M 165.57(-1.30 -0.78%)
エクソンモビル 53.15(-1.59 -3.00%)
シェブロン 100.47(-2.77 -2.75%)
コカコーラ 49.25(-0.61 -1.23%)
ディズニー 124.66(-2.62 -2.10%)
マクドナルド 200.24(-2.41 -1.22%)
ウォルマート 121.09(-0.15 -0.12%)
ホームデポ 256.13(-0.64 -0.25%)
JPモルガン 110.78(-2.67 -2.40%)
トラベラーズ 125.95(-1.20 -0.96%)
ゴールドマン 216.99(-3.82 -1.75%)
アメックス 110.78(-2.89 -2.63%)
ユナイテッドヘルス 309.81(+0.33 +0.11%)
IBM 131.52(-4.23 -3.20%)
アップル 335.00(+1.54 +0.46%)
ベライゾン 57.67(-0.42 -0.73%)
マイクロソフト 187.99(-0.37 -0.20%)
インテル 63.11(-0.56 -0.87%)
ファイザー 36.29(-0.30 -0.83%)
メルク 83.00(+0.10 +0.12%)
シスコシステムズ 47.80(-0.33 -0.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。