IMF、今年は大恐慌以来最悪のリセッションと予想
IMFは、今年の世界経済が大恐慌以来最悪の景気後退に陥ると予想している。新興国市場がとりわけリスクが高いと警告した。ゲオルギエワIMF専務理事は講演で、加盟189カ国の半数が支援を要請している状況に鑑み、想定される約1000億ドルの資金需要に応えるため緊急融資制度へのアクセスを2倍に増やすことで理事会が合意したと明らかにした。
IMFの基本シナリオでは、ウイルス感染は今年下期に後退し、封じ込め措置を段階的に解除できることを前提に、世界経済が2021年に部分的に回復すると見込んでいる。
執筆者 : MINKABU PRESS
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