売り先行も押し目買い期待 19200円-19400円のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

●11日のNY株式市場は景気対策への期待後退で急反落。10日はトランプ大統領が出す景気対策への期待からダウは1167ドル高と反発したが、世界保健機関は新型コロナについて「パンデミック」に相当すると表明したことで下落。ちなみに米連邦準備理事会は来週17～18日の定例会合で0.75％以上引き下げることは確実視されており、1％引き下げは50％以上の確率となってる。トランプ大統領が新型ウイルスに関する決定を日本時間の午前9時に出す予定であり、期待され、時間外のダウの先物は170ドルほど高い。

ダウ工業株　　　　２３５５３.２２（－１４６４.９４）▼５.８６％
ナスダック　　　　　７９５２.６０（－　３９２.２０）▼４.７０％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２７４１.３８（－　１４０.８５）▼４.８９％

●本日の日経平均は売り先行も、押し目買い期待がある。ＣＭＥ日経平均先物の終値は１万９１６５円で、昨日の東京市場の日経平均終値１万９４１６円と比べ２５０円ほど安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は１万９１３０円。

★日経平均株価のポイント
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　１万９４１６円　昨日終値
　１万９１６５円　ＣＭＥ日経平均先物
　１万８８９１円　３月１０日安値

●騰落レシオ（25日）57.09％

●今週の予定

12(木)
欧 1月 鉱工業生産
米 3月2日週次 新規失業保険申請件数
欧 3月 ECB理事会

13(金)
独 2月 消費者物価指数(CPI)
米 3月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値
米 前週分 CFTC建玉明細