エネルギー株が大手から独立系まで一斉に売り浴びせ=米国株個別
きょうはエクソンモービルやシェブロンなどエネルギー株の急落が全体の下げを先導している。大手から独立系まで一斉に売り浴びせられている。きょうの原油相場は一時27ドル台前半まで急落しており、エネルギー株は圧迫されている。サウジの国営石油会社サウジアラムコが4月の極東と米国、欧州向け代表油種の公式販売価格(OSP)について、少なくとも過去20年で最大の値下げに踏み切る。
サウジ当局者はさらに、必要な場合には大幅な増産が可能であり、過去最大の日量1200万バレルまで増やすこともできると非公式に打診したという。一方、ロシアも石油企業が可能な限りの量の生産を自由に行うことができるとの立場を示しており、産油国の価格引き下げ競争が激化するのではとの懸念につながっている。
(NY時間09:58)
エクソンモビル 44.15(-3.54 -7.06%)
シェブロン 85.27(-10.05 -10.34%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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