今夜の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

東京市場のドル/円は、日本株の下落や米長期金利の低下に連れて、昨年9月3日以来となる105.75円前後まで下落しました。新型コロナウイルスの感染拡大を巡る不安が広がる中、欧米市場の動きが気になるところです。まずは注目材料を確認しておきましょう。

3/6（金）
16:45　仏1月貿易収支
16:45　仏1月経常収支
22:00　ロシア2月消費者物価指数
22:30　米1月貿易収支
22:30☆米2月非農業部門雇用者数
22:30☆米2月失業率
22:30☆米2月平均時給
22:30☆カナダ2月新規雇用者数
22:30☆カナダ2月失業率
22:30　カナダ1月貿易収支
23:20☆エバンズ米シカゴ連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁講演
24:00　カナダ2月Ivey購買部協会景気指数
24:00　米1月卸売売上高
24:00　米1月卸売在庫
25:20　ブラード米セントルイス連銀総裁講演
28:00☆ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
29:00　米1月消費者信用残高
29:30　ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演
-----　OPECプラス会合（ウィーン）

3/7（土）
未定☆中国2月貿易収支


※☆は特に注目の材料

今夜は月初の金曜日という事で注目の米雇用統計（2月分）が発表されます。とはいえ、市場の関心は新型コロナウイルスに集中しており、感染拡大による世界景気悪化の懸念が根強い中、米雇用統計に大きく反応する公算は小さいと見られます。金曜日は6連敗中（6週連続値金曜日に下がり中）のNYダウ平均の動きが重要でしょう。