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米ドル/円、下値重要ラインを一時下抜けブレーク!

達人の予想 

米ドル/円の足もと注目ポイントは?

米ドル/円・週足複合チャート
米ドル/円・週足複合チャート

【注目ポイント】終値ベースでBB・-2σライン割れとなるか否か
【見通し】同ライン割れなら、昨年8月時安値である「104.350円」も視野に

引き続き、ヒステリックな相場展開に要注意

荒っぽい相場が続いています。5日のNYダウは、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する動きとなり、前日比969.58ドル安で引けています。ここもとの“下げの主役”は新型コロナウイルスとされていますが、本質的には、グローバリゼーションの巻き戻しの一環と捉えることもでき、足もとの動きは、本格的なリセッション(=景気後退)への入り口に過ぎないとの見方も。

そんな中、各国中銀および政府による金融・財政政策によって生み出された、いわゆる“緩和マネー”が、株式市場から債券市場へと逃避し、マーケットでは「米債券高」→「米10年債利回りの低下」→「日米金利差の縮小」→「米ドル/円の下落」フローとなっています。

喫緊のポイントとして着目していた「ローソク足の対BB(ボリンジャーバンド)・-2σライン(≒106.790円)サポート成否」ですが、5日時点では、(一時的に?)同ラインを下抜けブレークしています。(別図黄色矢印)

仮に、今週の終値ベースにおいてローソク足が同ラインを下抜けブレークした場合は、「下値サポートライン割れ」→「下降モメンタムの強まり」となる可能性も。

その場合は、昨年8月に付けた安値である「104.350円」(別図青色三角印)付近までの下押しフローを想定すべきでしょう。

一方で、今週の終値ベースにおいて、同ラインがローソク足の下値サポートとして機能した場合は、「下値固め」→「一旦の反発フロー」となる可能性も。

筆者の主観では、a) 26週MA(移動平均線)の方向性が横向きをキープしていること、b) BB・±2σラインの先端部分が26週MAに対して概ねパラレルであること、そして、c) 相場の勢いを示唆するADXが依然低位置にあることから、足もとではアンダーシュートの修正フローが発生するのでは?と想定しています。

いずれにしても、当面は新規ヘッドラインに対してさらに神経質かつヒステリックな相場展開となることが想定されます。よって、相場が落ち着くまでは、一旦キャッシュポジションを潤沢にした上で、「休むも相場」を実施する時間帯なのかもしれません。

執筆者 津田隆光

執筆者 : 津田隆光|マネースクエア チーフストラテジスト

(株)マネースクエア チーフストラテジスト。テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、M2TV「マーケットView」やラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のマーケットスクエア」に出演中。

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