【要注意!】投売りの初期段階入りか
実体経済の悪化を織り込み始める局面
18日の日経平均株価は前日比1.4%マイナスの23193円80銭、TOPIXは前日比1.31%マイナスの1665.71ポイント、マザーズ指数は前日比2.43%マイナスの808.62ポイント、東証2部指数は前日比1.74%マイナスの6925.76ポイント、ジャスダック指数は前日比1.45%マイナスの164.96ポイントとなりました。
昨日もお伝えしましたが、
「要注意の局面に入った可能性があります」
新型肺炎リスクへの警戒感が続くなか、19年10-12月期のGDPが下振れしたことで消費増税の実体経済への悪影響が明確になったことや、今回の新型肺炎によりアップルの生産に支障が出始めたことが報じられ、株式市場が実体経済の悪化を織り込み始めました。
18日の日本株市場を見る限り、投売りの初期段階の様相が見られます。
先日からお伝えしている下値の目安も射程圏内に入ってきました。しっかりと押えておきましょう。
・日経平均株価 22776
・TOPIX 1656.33
・マザーズ指数 802.31
・東証2部指数 6954.53
・ジャスダック指数 165.59
この底値を割り込んだ時は要注意です。(すでに東証2部、ジャスダック指数は下回りました)株価の底抜けの可能性が高くなります。仮に底値を割り込んだ場合はすみやかにポジションを閉じることをおすすめします。
今回の下落で中期的にも上昇トレンドから下落トレンドに転じたと考えています。今まで以上にしっかりと資金管理を徹底しトレードに臨むことをおすすめします。19日の日経平均株価は大幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。