【要注意】再度の暴落可能性高まる
外国人の日本株売りか
17日の日経平均株価は前日比0.69%マイナスの23523円24銭、TOPIXは前日比0.89%マイナスの1687.77ポイント、マザーズ指数は前日比1.53%マイナスの828.80ポイント、東証2部指数は前日比1.65%マイナスの7048.15ポイント、ジャスダック指数は前日比1.06%マイナスの167.38ポイントとなりました。
「要注意の局面に入った可能性があります」
新型肺炎リスクへの警戒感が続くなか、19年10-12月期のGDPが下振れしたことで消費増税の実体経済への悪影響が明確になったことで外国人投資家の日本株売りを危惧しています。GDPの下振れは今回限りという楽観論も出ていますが、足元では新型肺炎リスクが実体経済に影響を与え始めています。20年1-3月期のGDPも想定以上の落ち込みがあってもおかしくはないでしょう。
このようななか、日本株の先行きは外国人投資家の動向にかかってきます。直近では外国人投資家が日本株を買い越していますが、上記の理由から日本株に見切りをつけ売り越しに転じてもおかしくはありません。そうなった場合、日本株も前回の安値を下回ってくる可能性があります。
下値の目安は常に押えておきましょう。
・日経平均株価 22776
・TOPIX 1656.33
・マザーズ指数 802.31
・東証2部指数 6954.53
・ジャスダック指数 165.59
この底値を割り込んだ時は要注意です。株価の底抜けの可能性が高くなります。仮に底値を割り込んだ場合はすみやかにポジションを閉じることをおすすめします。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。