東京株式(寄り付き)=大きく売り先行、円高など嫌気して買い手控え
23日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比187円安の2万3843円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウが小幅安だったものの、ナスダック総合指数はプラス圏を維持しており、売り買いともに手掛かり材料難の様相。ただ、外国為替市場で足もと円高に振れており、これが輸出株中心に重荷となっている。また、国内企業の決算発表本格化を前に、これを見極めたいとの思惑もあって足もとは買いが手控えられている。日経平均は前日に先物主導で160円あまり上昇しており、その反動が出やすい。個別では、中国で発生した新型肺炎に絡み、関連銘柄物色の動きが続く可能性がある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、その他金融を除きほぼ全面安。値下がりで目立つのは海運、鉱業、石油など。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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