今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、中東情勢の緊張緩和や米中関係改善の期待から円売りが先行。仲値公示の前後で昨年5月以来の110.20円前後まで上昇しました。その後は110.00円台を中心にもみ合う展開となっており、欧米市場の動きが気になるところです。まずは注目材料を確認しておきましょう。
1/14(火)
16:00 トルコ11月鉱工業生産
17:30 メルシュECB専務理事講演
21:00 JPモルガン・チェース10-12月期決算
22:30☆米12月消費者物価指数
23:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
26:30 ビルロワ仏中銀総裁講演
27:00 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演
28:30 デコス・スペイン中銀総裁講演
未定 シティ・グループ10-12月期決算
1/15(水)
09:30☆黒田日銀総裁講演
※☆は特に注目の材料
ドル/円は重かった109円台後半を上抜けて約8カ月ぶりに110円台を回復しています。米12月消費者物価指数がドル高(と米長期金利上昇)の追撃材料となるか注目しましょう。また、今週から本格化する米国の企業決算と株式市場の動向も気になります。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。