続伸、米中通商協議の進展で需要見通しが改善=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=60.94(+0.73 +1.21%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.73ドル高。その他の限月は0.38ドル安~0.68ドル高。
米中通商協議が前進し、第1弾合意に達したことが景気減速や石油需要の下振れ懸念を後退させている。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が来年から追加減産を実施することや、今週の米週間石油在庫統計で原油在庫の減少が見通されていることも支援要因。
時間外取引で1月限は小動きだったが、通所取引の開始が近づくと強含み。通常取引開始後は61.06ドルまで上げた。9月以来の高値を更新している。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。