反落、EIA週報で原油や石油製品の在庫が増加=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=58.11(-0.30 -0.51%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.30~0.27ドル安。その他の限月は0.47~0.02ドル安。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が増加したことが重しとなった。9月以降は増加する傾向にある。ガソリン在庫が急増し、留出油の在庫の減少が一巡したことも圧迫要因。ただ、米中通商協議の進展期待が下値を支えた。来月15日に米国は新たな対中関税を発動させる予定だが、警戒感は高まっていない。
時間外取引で1月限は58.68ドルまでしっかりと推移したが、通常取引開始後はマイナス転換し、57.51ドルまで下げた。ただ、引けにかけては下げ幅を削った。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。