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【10月30日予想】日本株大相場の始まりか

達人の予想 

長期上昇相場の可能性も

日経平均株価がまたまた年初来高値を更新し一時23000円の大台に到達しました。

日経平均株価はこれで7連騰です。

すでにRSI(9日)は98%と過熱感がかなり強いですし、なかなかこの水準からは買いづらく感じ、

「さすがにそろそろ天井かな?」

もしかするとあなたはこう考えているかもしれません。

私も同じように考えていましたが、ちょっと考えを改める必要があるかなという数値が出てきました。

私が株価の天井の目安を計るにあたって、日々監視している「高値圏にある銘柄数」の推移をみると、驚きの銘柄数だったのです。

この「高値圏にある銘柄数」、目安としては通常500銘柄が天井の目安となっています。小幅な上昇トレンドだったら500銘柄付近で株価は天井を打ちやすいのですが、アベノミクス相場が始まる2013年のような本格的な強い上昇トレンドの場合、1500銘柄~2000銘柄程度まで増える場合があります。

ですので私が、「相場の天井は500銘柄が通常相場の目安だが、1000銘柄を超えてくると本格的な強い上昇トレンドの可能性が高い」と考えるようにしています。

この「高値圏にある銘柄数」が

10月29日終値時点で1032銘柄まで達しているのです。

前回、「高値圏にある銘柄数」が1000銘柄を超えたのは2016年11月でした。日経平均株価はそこから約2年で40%上昇しています。ちなみに日経平均株価が今の水準から40%上昇した水準は「32200円」となります。

さすがに今回もここから2年で日経平均株価が40%も上昇するとは現実的ではないとは思いますが、数字をみているとその可能性も捨て切れません。いずれにせよ日経平均株価が高値を更新してきたことで相場の雰囲気はかなり良くなってきています。今のうちにしっかりと上昇相場対策を練っておいてください。30日の日経平均株価は小幅高と予想します。

執筆者 西村剛

執筆者 : 西村剛|フェアトレード株式会社 代表取締役

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。

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